人を好きになったり嫌いになったりするのはパターンがある



心理学者の人は、人が「好き」と「嫌い」といった永遠のテーマも、2つの理論で片付けてしまいます。

ひとつめの理論は、ある人を好きになるのは、その人が自分にとって、得になる人なのか、損をする人なのかの判断で、その人のことを好きになるのか、嫌いになるのかということだそうです。

そりゃそうでうしょう・・・といった感じです。

その人が、自分にとって、損となることを与える人であるならば、その人のことを好きになるわけがありません。

自分に得を与えてくれる人を好きになるものです。

その反面、自分と似た人を好きになるのは、自分にとって得であるのです。自分とそっくりなために、その人の嫌いなことや、好きなことを聞く手間も省けますし、興味や価値観も同じような感じなので、何かとスムーズにことが運びます。

これは、自分にとっては、すごく得なことなのです。

自分にとって、得のあること、なにがご褒美なのかということは、物欲に限ったことではありません。

恋愛中の女性なら、「ご馳走してくれる気前のいい人」夫なら「夕食を作って洗濯をしてくれる人」などは、かなり直接的なご褒美を与えてくれるでしょう。

もちろん、「自分の自尊心を高めてくれた」「自分でも知らなかった才能を見つけてくれた」など、こうした人間的なご褒美を与えてくれることでも、人はその人のことを好きになります。

 

もうひとつの理論は、人は頭の中に思い浮かぶことにつじつまがあっていることを良しとします。自分の好むものを好んでくれる人を好きになります。自分が楽しいと思ったことを、楽しいと思った人を好きになります。

でも自分は楽しいと思っているのに、相手が自分と正反対の態度だったときは、自分が相手を好きになることに対して、矛盾を感じてしまいます。つまりつじつまが合わないのです。

そういう時は、その相手とは、なかなか仲良くなることはできませんね。

「好き」と「嫌い」の感情は、概ねこのふたつの理論で整理ができるそうです。